卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスクは低減するということが分かっています
卵巣がんや子宮体がんは発見が難しいがんで、特に卵巣がんは進行が早い病気です。
乳がんや子宮頸がんは長期服用でわずかに罹患リスクが上昇することが知られていますが、卵巣がんや子宮体がん、大腸がんがんのリスクを下げる効果があります。
■リスクがわずかながら上がるのが「乳がん」と「子宮頸がん」
子宮頸がんは、コンドーム無しのセックスなどにより、ヒトパピローマウイルス(HPV)という性感染症に感染リスクが高まることが挙げられます。
また、HPVに感染した場合、低用量ピルの服用によってHPVを排除する働きが抑制されてしまう可能性があると言われています。
HPVワクチンの接種や、ピルを服用中もコンドームを使用し、感染予防を行いましょう。
■定期的に婦人科検診を受けることで、安心して使用していただくことが可能
お薬を安心して使用するため、乳がん検診や子宮頸がん検診はしっかり受けましょう。
参考:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版